前代未聞!エジプトの大神殿のお引越し

私は、新婚旅行でエジプトまで足を運んできました。
観光ツアーで7泊9日という期間だったのですが、ほぼエジプト一周というプランで、
かなりタイトなスケジュールでした。
有名な遺跡はほぼ廻ったと思います。

そんな中で私が最も印象に残った遺跡は、アブシンベル神殿です。大神殿には6体の銅像が建ち、
実際目にするとそのとてつもない巨大さに誰もが圧倒されます。

ガイドさんのおっしゃるエピソードを聞くと、さらに驚きます。
なんとその神殿は、1960年代に一度、引越しをしているそうなのです。
簡単に引越しと言いましたが、とんでもないスケールですし、貴重な人類の遺産ですし、
関係者の方々は相当な神経を使ったことと思います。
知る人ぞ知る話みたいですが、勉強不足だった私は、妻と顔を合わせ、首をかしげました。

そもそもなぜ引越しをしたのかというと、ダムの建設をするのに邪魔だったということ。
素人目にこれだけの広い大地があるのになぜそこだったのか?
という気持ちが沸きました。

ユネスコが世界中から建築・建設の精鋭を呼び集め、前代未聞の引越しが執り行われました。

その方法は至って大胆かつシンプル。神殿の上の方から決められた大きさの立方体に切断され、
正確に分割して、また新地にてジグソーパズルの様に積んでいく、いうやり方でした。

その話を聞いていた私は現地で、像に近寄り、真っ先にその立方体の継ぎ目を探しました、が、見つかりませんでした。
さすが世界の名だたるプロの仕業。
私は驚くことばかりでした。

ピラミッドも然り、古代文字も然り、遠くからの眺望も良いですが、
一度足を運んだ際は、是非へばりつくように近くで見てみて下さい。
(ただ、触るとガイドさんに怒鳴られます、ご注意を!)

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